思考実験をしてみよう。
もし私A(合気道初段、合気道暦3年半)と3年半前の合気道をしていない私Bが戦ったとしよう。
先ずは素手でのパンチの応酬というかなり危険な行為から始まるはずである。
どちらもジャブ、ストレートのワンツー狙い。
あわよくばワンツー左フックのコンビネーションでフィニッシュを決めようとするだろう。
主にワンツーを使うのは、素手の場合に指の骨の骨折の危険があるので、ナックルパートを正確にヒットさせなければならないからだ。頭部へのフック系のパンチではそれが難しい。ボクサーはちっとも拳を鍛えた経験がないのだ。
ただしボディーへの攻撃はフック、アッパーで行う。ボディーは頭部に比べ柔らかいので手を怪我する確率が少ないからだ。
決闘の2週間前からサンドバッグを入念に叩いて準備をするなどの私Bの卑怯な行動がなければ互いのボクシングの能力は互角である。
1,2発どちらかがヒットさせた後、クリンチという形になる。
写真は本文とはあまり関係ありません。
(続く)
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