時代の変化と不変なもの
稽古の内容は、時代の要請によって変化するのは良い。
しかし、だからといって、「相手が存在する」、常に戦いが基盤にあると言う思いを忘れてはならない。
道の本質を忘れてはならない。その上で、一生に一度も使わないと言ってもいい武道を稽古するのである。
心を磨き人生を豊かにするためである。
(最後のこの言葉は、武道家(空手家)が言及していたと記憶している。)【月日は百年の過客にして行きかう年もまた旅人なり】
奥の細道で求めたものは、漂白や風雅ばかりでなかった。
未知の自然へのあこがれ、古人の心の探索であった。「先人の後を追うな、先人の求めたものを求めよ」
(注釈は、私の古いメモに麻生氏の解説とある。 それ以上は不確かである。)