コミニユケーション
稽古においては、いつも相手を観て・感じて技を掛ける、また、受け身を取るときも同様に心を配る。己の勝手な動き、身体を固める動作は、相手と没交渉になる。つまり、一人よがりの動きとなり、すでに稽古相手として体を成さなくなるのである。注意しなければならない大きな要素である。
柔らかいことは、単に力を抜く・脱力することではない。粘りにある身体づくりである。
コミュニケーションは言葉の伝達は勿論であるが、目づかい・心配り・思いやり・態度・表情等感情のあらゆることがその要因として含まれる。日常生活もまたしかりである。
元全日本ラグビーのヘッド・コーチを勤めた、エデ゙イ・ジョーンズ氏は、コミニユケーションを徹底的に指導し、世界大会で優秀な成績を収めた。今でも、毎年、来日しラグビーの指導に当たっている。