「五常」つながりで、有名な「伊達政宗の遺訓とされる(五常訓)」について、出典は不明ですが書き留めていたものを紹介します。色々な資料にも掲載されてと思います。必要によりお調べ下さい。
☆五常訓☆
「仁に過ぐれば弱くなる」
「義に過ぐれば固くなる」
「礼に過ぐれば諂い諂(へつらい)となる」
「智に過ぐれば嘘をはく」
「信に過ぐれば損をする」
☆解 説☆
「仁」:人を大切にし過ぎれば、相手のためにならない
「義」:正義を振りかざすと、融通が利かなくなる
「礼」:礼儀正し過ぎると、相手に対する嫌味となる
「智」:頭が良過ぎると、平気でうそをつく
「信」:他人を信じ過ぎると、損をすることになる
この「仁義礼智信」の過不足のない状態が“中庸”であると言われています。
我々も、五常に意識をおき、あるべき中庸を求めて人生を考えるのも良いのかもしれません。「中庸」は「四書」の一つである。諸橋轍次著の「中国古典名言事典」、「講談社学術文庫」に抜き書き、73則が記載されています。ご参照下さい。
平成29年 霜月 立冬の頃
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