前回の、「門奈 正」の「精神を以て本と為し、技術を末と為す」に続いて、
公益財団法人合気会、合氣道師範 「遠藤征四郎」先生の技法と心法について記載します。
(※前回:【渋谷力の思い】精神を以て本と為し、技術を末と為す)
以下は、紘武館道場開設三十周年記念演武会(平成17年9月18日)のパンフレットに寄稿されたものです。
合気道の道を今も極め続けている第一人者である。
私にとって、とても大事で尊敬する大先生であります。
合氣道
「技法は末、心法が根本」
合氣道開祖の姿に感銘し、合氣道の世界に入ったものの、数年間は体力と自我丸出しの稽古に明け暮れていた。
そんな稽古に疑問を持ち始めた頃、怪我でしばらく稽古を休んでいた時、先人の言葉に出合い、言葉の意味を体得しようと稽古の仕方を全く換え、柔らかい稽古をすることと、稽古中自分の内面を見つめることに徹底的に集中させた。このような稽古を始めてから十数年後ようやく、自分が相手と「合氣」できている時が一番強い状態ではないかと思うようなった。そして求めれば求めるほど「合氣」することは簡単ではないと思い知らされ、技法と心法の関係をさぐってきた。
本末を言おうとしたら、「今は技法が末で心法が根本である」と言いたい。
とあります。
とても素晴らしいと感じています。
この機会に、遠藤征四郎先生著 「響きと結び」 ―私の求める合気道― 株式会社廣済堂出版 (2013年4月12日出版)を是非お薦めします。
平成29年文月朔日
梅雨の晴れ間 酷暑
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