修練館道場長-渋谷力の思い

最近嬉しかったこと

学生時代、合気道師範であった斉藤守弘先生より、入身動作の一つ「ひとえみ」の教えを受けた。
この「ひとえみ」の言葉は、どの様な漢字なのか、又、他の武道にも同じ様に使われているのか、長い間、気になっていた。

最近、平成29年度4月号月刊武道に、大保木輝雄氏の「剣道✦その歴史と技法✦」「最終回・殺人刀・活人剣の技法-刀剣の観念と剣道の行方」の記事を見つけた。この掲載シリーズ全文が素晴らしい内容であった。

以下は、P.90より抜粋記述したものである。

新陰流では、型稽古の大前提となる自由な身のこなしの要素を「三学」といい、「身構え」「手足」「太刀」、即ち太刀をとったときの「身手足」の有り方を教える。この立ち方を「五箇の習い」といい、五つの条件を技法成立の礎としている。その「第一、身を一重になすべき事」とあり、柳生延春著「柳生新陰流道眼」(島津書房)に内容が解りやすく説明されている、とあります。
【第一、 敵に対して真正面の身になることをさけて、偏え身(ひとえみ)になることを重視する意である。偏え身・横身は防ぐところも少なく、斬り込んだとき太刀もよく伸びるからである。】

 

この記述に、長い間の疑問は飛び、満ち足りた喜びと清涼感を覚えた。

習錬館の渋谷師範


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