連載も最後になりました。
2日目の朝から綴ります。
7:00からは待ってました、朝ごはん。好きなものを好きなだけ食べれるビュッフェ式は有り難かったです。
朝食

8:15-9:45は国際武道大学立木幸敏教授による熱中症についての講義でした。まず何よりも国際大学の存在を初めて知りました。武道を大学で学ぶことができるのか大学で武道を学ぶのか、非常に興味深い大学です。
気温が低くても湿度が高いため6月から10月は特に熱中症予防をおろそかにしてはいけないようです。熱中症には4病型あり、熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病に分けられます。(熱中症は1つだけだと思ってました)
特に合気道に多いのは熱疲労だそうです。ですが、こまめな水分補給をしていれば予防できるものです。推奨される水分補給の目安は事前飲水250-500ml、運動中500-1000ml。
熱中症といえば、人生で二度ほどなったことがあります。そのうち一回目は夏場、高校の体育館で集会を開いている時、暑さと湿度にやられ倒れてしまいました。(これは熱失神かな?)それは、その後座って休憩してればいいですからなんともなかったのですが2回目はひやっとしたものです。旅行から帰ってきて、部活で弓道場で弓を引いている時にくらっときました。日本のあまりの暑さと湿度が快適な気候の旅行先に慣れ、更に時差ボケや長時間フライトで疲れた体にだいぶこたえたのでしょう。グッと意識を戻し、矢を放った後すぐに道具を置き、休憩しました。(症状からは熱疲労かな)
合気道場でしたら熱中症になってもすぐ周りが駆けつけたり、どかして周りへの安全面は確保できますが弓道場の場合、道場にいるということは皆両手にはそれぞれの弓具を持っていたたり、射に集中していたりと危険があります。前でも後ろでもどちらにせよ、自分と相手に危険が迫るので、夏場の道具を使う稽古をする場では特に気をつけたい病気です。
今思えばどちらにも共通しているのが、普段からですが水分摂取量が低いことです。ましてやスポーツドリンクも当時は苦手で飲んでいなかったので熱中症になる条件を自分で作っていました。
今では、特に夏場の稽古ではこまめにスポーツドリンクで水分補給をし、体調管理をするなど気を付けています。

休憩を挟み、10:15-11:15は実技③桂田英路師範による「2級から一級までの指導法」です。片手取り四方投げ、半身半立ち四方投げ片手取り回転投げ、後ろ受身、飛び受け身などをやりました。朝と違って、寒いのは寒いですが少しは暖かくなったので体も少し動きやすかったです。
11:30-12:30は実技④植芝守央道主による実技まとめです。
相半身表に入身する柔軟、片手取り転換、片手取り呼吸投げ、諸手取り呼吸投げ、正面打ち一教、肩取り二教、横面打ち四方投げ、正面打ち入身投げ、正面打ち三教、正面打ち四教。正面打ち小手返し、座技呼吸法、背伸ばし運動など。

さすがに体が疲れました。普段何気なくやっている技ですが、他の道場の方とやるとそれぞれの特徴を持って出される技に驚かされます。
合気道の稽古をしても、合気道を知る機会が自分にはなかったのが、この二日間で思ったことです。学生のうちに、余っている時間をその機会にあてて、段にふさわしい技術に磨き上げるのはもちろん、新人の方達に合気道の楽しさと奥深さを伝えれる人間になる土台づくりをしたいです。

気さくで何度かお話する機会があった櫻井寛幸師範と写真を撮らせていただきました。
櫻井寛幸師範

今回同室だった方達。
指導者講習会
人生で初めて年の近い合気道をしてる女性たちと接しました。
皆さん、気さくで優しい方達で想像してたより楽しい二日間にしてもらいました。

(終)

 

 

 

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