ごきげんよう、最近頑張って後ろ回転受身を練習しているTeiです。
習錬館の門人コーナーへようこそ!

門人コーナー

【突然ですが、ある日…】
初心者Tei:「Aki先輩、有段者の記事をもっと載せたいわ…」
有段者Aki:「そうですね…」

(二人の目線に有段者の渋い男YoshiMiさんが入って来た)

習練館の渋い男YoshiMi

習練館の渋い男YoshiMi

有段者Aki:「あぁ!YoshiMiさん、ブログの記事をお願いしたいです!」
初心者Tei:「そうですね!テーマは「僕の合気道と愛妻」!どうですか!(8割は冗談)」

有段者の渋い男YoshiMi:「うん?あぁ…」

【そして、後日…】
有段者Aki:「YoshiMiさんから記事来ましたよ…」
初心者Tei:「え?本当ですか?」
有段者Aki:「それに、テーマは『合気道夫婦』です…」

(二人は黙って記事を読んだ後…)

二人:「きゃああああ!!ラブラブな記事だ!!(乙女モード)」

 

ということで、
本日の門人コーナーは
有段者の渋い男YoshiMiさんの素敵な記事を掲載させていただきます!
どうぞご覧ください!


◆ 有段者の渋い男YoshiMiが語る「合気道夫婦」

夫婦円満の秘訣は、
交差する異なる道をそれぞれ歩きながらもお互いの違いを尊重すること。
しかし、それと同時にお互いが興味を持つ何かをたくさん共有することも重要だと思うことがあるものです。
夫婦でお互いに興味を持つ何か、私たち夫婦にとっては、その一つが合気道であったかなということについて書いてみます。

習練館のYoshiMiさんと奥さん

習練館のYoshiMiさんと奥さん

私の妻は中央アメリカの出身で、いわゆる国際結婚であるけれども、新婚当初から日本に定住しています。
そんなこともあり、せっかく日本に住んでいるのだから日本特有の技や文化などを習得してみたいという考えを妻は常に持っているのです。

この国の生活の中で生活するためにまず日本語を習得し、家庭の中では子育ても一段落したころには体力を維持するためにも運動がしたくなります。
日本で運動するならば、やっぱり武道だねという短絡的でもあるけれど、興味と動機が一致することは習い事を長続きさせる前提としても好都合であったのでしょう。

そんな折、剣道、弓道、居合などなど、武道の中でも比較的女性が稽古している割合が多い武道を検討していたところ、メキシコ人の友人が合気道を習っているという話しを聞いたのです。
その合気道の師範は日本女性で、米国人の伴侶と共に20年近く前から横浜で道場を開いているとのこと。
いつしかメキシコ人の友人と共に、その師範宅でのパーティーなどに夫婦で呼ばれることが多くなり、他の道場生たちとも知り合いとなっていきました。次第に打ち解けていった道場生たちとの話の中では、いつも合気道の楽しさ素晴らしさが語られています。

そんな素晴らしい武道ならば、やはりやってみないわけにはいかないということもあって、体験稽古に参加して夫婦で入門ということとなりました。
それが、2009年春頃の話し。

習練館のYoshiMiさんと奥さん

夫婦で合気道を学ぶということの利点は、冒頭に書いた夫婦で共有する何かを持つということにもなるのですが、具体的にどんな良いことがあるのでしょう。

まず、家庭で共通の話題が持てるということ。

私たち夫婦はすでに銀婚を迎えており、日々の話題が無いわけではありませんが常に新しい話題があると日々飽きることはありません。
合気道に関することだけではなく、道場で出会ういろいろな人との話題も尽きることがありません。
道場には性別年齢はもちろんのこと、出身国や仕事も皆さまざまな人がいて、楽しいことだけではなく多くの学びを得ることもできます。

次に、道場だけではなく家庭でも合気道の稽古ができるということ。

もちろん自宅の和室は相手を投げ飛ばせるほどの広さはありませんが、ちょっとした技の復習程度であれば一畳の中でもできるものです。合気道の稽古には相手の協力が無くてはなりません。夫婦という気心を知った相手であればこその気の合わせ方が、もしかしたらできているかもしれません。

そして、これは私たち夫婦には当てはまりませんが、道場で伴侶を投げ飛ばすことができるということ。夫婦で合気道を稽古している他の道場生に聞くと、夫婦の仲が悪いときにはついつい技に力が入ってしまうこともあるようです。利点かどうかは何とも言えませんが、投げ飛ばしてスッキリできるならば、その後の夫婦仲が改善できるかもしれませんね。

さて現在、習錬館道場には夫婦ではなく私一人が稽古に参加しています。

習練館の渋谷師範

渋谷師範の指導を受けているYoshiMiさん

道場は仕事の帰りに通っていて、職場に近く家からは遠い新宿にあります。
また、横浜の道場にも今は私一人で通っていて、実は現在の妻は合気道の稽古をしていないのです。
数年前に脳大動脈瘤の手術をして、今は健康そのものなのですが気持ち的に道場での激しい稽古からは遠ざかってしまいました。
けれども、道場稽古には参加せずとも、今でも何かのイベントがあれば一緒に行動をすることも多く、合気道から離れてしまったわけではありません。
夫婦共通の話題としても続いていますし、簡単な技の稽古を家で行うことも時にはあります。

そういえば、何年か前にこんなことがありました。
昨今、よく問題として取り上げられている自転車のマナーですが、私たちの身近でもヒヤッとすることが多々あります。
ある日、妻が家の近所を歩いていると突如脇道から自転車が飛び出してきて、あわや衝突という場面となりました。
しかし、妻が気がついたときには自転車は自分が歩いてきた後方に去っていったということです。このとき妻は無意識に転換動作(合気道で相手の攻撃を受け流すように軸足中心に半回転すること)を行って自転車の衝突を避けていたというのです。
合気道というと「護身術」を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、人から襲われたときだけではなく、日常生活の中にあるアクシデントでも役に立つということを実感した出来事でした。

常日頃から災厄に備えることは護身術だけではなく、防災などの考えにもつながります。

合気道を夫婦、または家族や身の回りの大事な人と日々稽古することによって、災いを未然に防ぐだけではなく思いがけないところで大きな幸運にめぐり会えたりする可能性もあるのだろうなと、私は思うのです。

習練館のYoshiMiさん

習練館のYoshiMiさん


以上、YoshiMiさんの素敵な記事でした!
うわああ…羨ましいですね!(n*´ω`*n)
YoshiMiさん、ありがとうございました!


★一緒に合気道をやりましょう!見学&体験、入会詳細⇒リンク

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