受け身の練習を繰り返して慣れてきたら、実際に技を稽古します。

先ずは、「片手取り呼吸投げ」の一つです。
技を掛ける人(A)が、右足を前に出して、右手を出すと、技を受ける人(B)は左足を出して左手でAの右手首を握ります。

片手取り呼吸投げ1

Aは、Bの左側に移動します。Bの前足(左足)のすぐ前位にAの左足が来て、これが前足になります。

片手取り呼吸投げ

Aは握られた右手先を一旦、下に向けてから、後ろに引いている右足をBの方へ進めつつ、右肘をBの首元に寄せるようにして、肘から先を回して、右手の裏側でBを上から叩くようにします。

片手取り呼吸投げ3

片手取り呼吸投げ4

Bはその動きを受けて、上体をそらせながら、左足を後ろに引きながら後ろ受け身を取ります。

片手取り呼吸投げ5

片手取り呼吸投げ6

片手取り呼吸投げ7
先生が技の手本を見せながら説明をしているのを文章にすると上のようになると思います。初心の人が技を掛けようとしても大体出来ません。上の文章の内容を頭に浮かべながら動こうとしますが、頭に浮かばないところもある(上の文章もすべての動きを表現できていません)ので、動きが途中で止まってしまうこともあります。体全体を動かして技を行うので、どこかが抜けてしまうのが当然です。いろいろな動きを一度に身につけようとしても頭がパンクしてしまいます。自分が初心の頃は、足の運びを優先して覚えるようにしていました。

前回の前受け身の説明で、先輩のUさんのことを書きましたが、原稿を書いた土曜日の翌日の日曜日にご本人が道場に顔を出してくれてびっくりしました。10年ぐらい前に前の紘武館道場をやめてから、何回か顔を見せていましたが、数年ぶりにお会いしました。

 

注)技の説明について師範のチェックは受けていません。あくまでHashi個人の覚書です。

 

 

 
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