私は平成14年9月に入門しました。
7月から8月初めぐらいの間に2回見学をしました。
8月よりも、いくらか暑さが和らいでから始めようと思ったんです。

 初日は(日曜日でした)当然、受け身の繰り返しです。
最近は体育の授業で柔道などの武道をやるようになったみたいですが、私の年代でも授業で武道をやっていました。
中学で柔道、高校で柔道と剣道をやりました。
久しぶりではあっても受け身はやったことがあるのでそれほど難しくはなかったですが、柔道とは違うところもあります。

 先ずは、後ろ受け身です。最初はあぐらをかいて座った状態から、後ろに倒れ、両手で畳を叩きます。
慣れてきたら、両足を前後させて立った状態から、右足が前になっていたら右足を後ろに引きながら、(右足の)甲から膝までを畳につけます。

後ろ受け身

この写真では左足を先についています。

右の足首が左の尻に付く位右足を折りたたんで、後ろに重心を移しつつ、背中を丸めるようにして真後ろに倒れます。
このとき両手で畳を叩いて衝撃を和らげます。
背中を丸めるようにしておへそを見るようにするのがポイントです。
そうしないと後頭部を床に強打する危険があります。首の筋肉が弱い人は要注意です。最初の頃は首のまわりに筋肉痛が出るかもしれません。

後ろ受け身2

 真後ろに倒れる受け身に慣れてきたら、少し斜めに受け身を取ります。
右足が前に出ていたら、背中の左側を接地させる感じで、左手だけで畳を叩きます。
実際の技の稽古ではこの受け身を取る場合の方が多いです。真後ろに受け身を取るのは天地投げという技の時ぐらいです。
受け身の稽古では、左手で畳を叩いたら、左肩を中心にして後ろに回転して膝をつくようにします。

 次回は、前受け身について書きます。
受け身の稽古もそうですが、普段やってない動きをするのは疲れます。
今まで、入門してもすぐやめてしまう人を見てきましたが、想像以上に体への負担があったのではないかと思います。
特に学校を卒業してから年数が経っていて、普段、体を動かしていない方は気をつけてください。できればジョギングなど軽い運動で体を動かすとよいと思います。
稽古中にきつくなったら、アピールして休むことです。この道場は無理をさせないようにしています。とにかくちょっとずつでも続けることが上達の鍵です。

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